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Spectrum™ Spatial

Spectrum Spatialは、エンタープライズレベルでのデータ統合、クレンジング等のデータ品質プラットフォームにおいて、ジオコーディングやルーティング、空間クエリなどの位置情報活用を実現できるデータ管理ソリューションです。
Spectrum Spatialの導入により、業務の最適化と情報の見える化を同時に実現するエンタープライズ規模の包括的なロケーションインテリジェンスが実現します。

Location Intelligence Moduleの特長

Location Intelligence Moduleは、空間検索の機能を利用可能とするモジュールです。
MapInfo Spatial Serverとの統合により、多彩な空間機能群が、RESTおよびSOAP APIを介した一連のリモートサービスおよびアクセスによって提供されます。

Spatial Serverとの統合による多彩な空間機能

MapInfo Spatial Serverが実装していた、マッピング機能、マップタイリング機能、フィーチャー探索、ジオメトリ計算、WMS (Web Mapping Service)、WFS (Web Feature Service)、CSW (Catalog Service Web) が本モジュールに統合されました。

領域(ポリゴン)内の点(ポイント)

地理的な領域データ(ポリゴン)と地理的な点(緯度経度)を比較することで、点がその領域に含まれるか否かを判定できます。
浸水エリア内の顧客を抽出するような場合に有効です。

線分や点からのバッファー

領域はもちろん、線分や点に一定のバッファーを与えて分析を行うこともできます。 特定の領域や路線からの影響がおよぶ範囲を設定して、その範囲の顧客を抽出するような場合に有効です。

一番近い施設を見つける

特定の地点の緯度経度を中心にして、コンパスで円を描くように空間データベースを検索していくことで、一番近い施設を見つけられます。
顧客の自宅または勤務地周辺の最寄りのサービスセンターを探すような場合に有効です。

地理データの力を活用する

Location Intelligence Moduleは、あらゆる業種や用途にフィットした主要な地理的データに対応しており、用途に応じたデータを選択できます。
洪水したエリア、活断層に近接した地域、飛行機の航路にあたる地域、特定の小学校区などの様々な領域を設定し、そこに含まれる施設の特定を行う場合に有効です。

Enterprise Designerにより店舗周辺3km圏の顧客抽出手順を設計します。

出力されたリストは、店舗から3km圏内の顧客です。
通常は、MapInfo® ProなどのGISツールを用いて出力する必要がありますが、Spectrum SpatialではGIS的な操作不要で位置情報が取り扱えます。

上記手順で抽出した顧客をMapInfo® Pro上に表示してみました。3km圏内の顧客を選択していることが確認できます。