■Ver.16
主題図の編集がさらに容易に
主題図編集のインターフェイスを一新し、メイン画面上のリボンメニューやレイヤ管理ダイアログからマップを直接更新できるようになったほか、主題図の表現を司るギャラリーコントロール上でマウスオーバーした瞬間に表現がフィードバックされるなどの進化により主題図作成の生産性が飛躍的に向上しました。
データの互換性がさらに充実
WMTS、WFS2.0、GeoPackageといった最新の国際規格への対応を追加しました。日本でも国土地理院や産業技術総合研究所が公開するウェブマッピングサービスをMapInfo Proから直接利用することが可能となり、相互運用性の向上やマップや位置情報の共有がさらに加速しました。
大容量データの扱いが容易に
TABファイルの機能拡張を行い、従来あった2GBのファイルサイズの上限が撤廃されました。また、個々のテーブルに最大1,000フィールドの割り当てが可能となり、大容量データの取り扱いが容易になりました。
世界対応のジオコーディングをオンラインで全ユーザーに
世界対応の住所ジオコーディングをオンラインアクセスにて全ユーザーに提供します。従来のデスクトップ型ジオコーダーのように参照用の住所データを購入する必要はなく、世界各国の住所をジオコードしてマップ上に表示可能です。日本の住所については漢字表記はもちろん、ローマ字表記された住所の処理も可能です。
※ジオコード用のクレジットは新規購入後の一定期間に毎月割当があります。一定期間後はメンテナンス契約に加入し、追加のクレジットの購入が必要になる場合があります。
ラスター機能がさらに進化 (Advanced版)
LiDAR / .LASデータセットなどからのグリッドが作成可能となったほか、グリッド計算機能の強化や新たなグリッド補間への対応などの改善が加えられ、ビジュアライゼーション、分析、生産性が向上しています。
動作環境
OS
- Windows® 10 64bit
- Windows® 8.1 64bit
- Windows® 7 Ultimate 64bit SP1
- Windows® Server 2012 R2 64bit SP1/li>
- Windows® Server 2012 R2 64bit(XenApp 7.5使用)
- Windows® Server 2008 R2 64bit SP1
- Windows® Server 2008 R2 64bit(XenApp 6.0使用)
DB
- Microsoft SQL Server 2016
- Microsoft SQL Server 2014
- Microsoft SQL Server 2012
- PostgreSQL 9.5.3 (PostGIS 2.2.2)
- PostgreSQL 9.4.2 (PostGIS 2.1.7)
- PostgreSQL 9.2.2 (PostGIS 2.0.1)
- Oracle Spatial 12c R1
- Oracle Spatial 11g R2
- SQLite 3.8
XY
- Microsoft Access 2010, 2013, 2016
■Ver.15
MapInfo Pro™ v15の新機能
ラスタグリッドデータを高速処理できる機能を加えた Advanced版を新たにラインナップ
新たにMRR (Multi-Resolution Raster) 形式と呼ばれる革新的なデータフォーマットを開発しました。異なる形式のグリッドの保持や同一グリッド内での複数の変数や異なる解像度のデータ格納が可能に。大規模なデータセットをコンパクトに保存することができます。
また、ラスター分析の必要かつ十分な諸機能はリボンタブ内にコンパクトにまとめられており、高い操作性を実現しています。陰影表現はビルトインされたカラーパレットや光源設定をマウスオーバーによってオンザフライで変更可能で、作成データを都度保存する必要なくイメージ通りのマップ制作が効率よく行えます。
主なラスター機能
- サーフェス分析(斜度や傾斜方向)
- 断面図
- 可視域図
- 等高線の作成
- グリッドへのフィルタやクエリ
- グリッドからのベクトルデータへのデータ取得
スマートインデックスの採用による空間データの高速処理
新たに採用された「スマートインデックス」によって、フィールドの更新や削除、オブジェクトの結合・分割・削除などの編集作業が高速に行えるようになりました。たとえば、18万件超のマップオブジェクトの結合は約1/2の、フィールドの属性値の更新では約1/400の時間短縮が実現します。
タッチスクリーンの採用による操作性の向上
ユニコードのサポートにより多言語マップの同時表示が可能に(64bit版)
文字コード規格としてユニコード対応を行いました。従来版では正常に表示する事が難しかった日本語とタイ語と中国語といった複数の言語の地図を同時に正しく表示できるようになりました。
レイアウトデザイナーの進化によるレポート作成品質の向上
レイアウトウインドウで表示するマップの縮尺を指定する際に、1:15000のような一般によく見られる地図縮尺表記による方法を追加しました。このほか、複数ページのレイアウト、オブジェクト整列機能、印刷時の縮尺によるグリッド表示などの細かい機能を向上しました。
動作環境
Version 15.0 (32bit版)
OS
- Windows® 7 Ultimate 64bit SP1
- Windows® 8 64bit
- Windows® 8.1 32bit & 64bit
- Windows® Server 2008 R2 64bit SP1
- Windows® Server 2008 R2 64bit SP1 (XenApp 6.0使用)
- Windows® Server 2012 64bit
- Windows® Server 2012 64bit (XenApp 7.0使用)
DB
- Microsoft SQL Server 2008 R2 SP3
- Microsoft SQL Server 2012 SP2
- Microsoft SQL Server 2014
- Oracle Spatial 11g R2
- Oracle Spatial 12c R1
- PostgreSQL 9.0.3 (PostGIS 1.5)
- PostgreSQL 9.4.2 (PostGIS 2.1.7)
- SQLite 3.8
- Microsoft Access 2010 & 2013
Version 15.2 (64bit版)
OS
- Windows® 7 Ultimate 64bit SP1
- Windows® 8 64bit
- Windows® 8.1 32bit & 64bit
- Windows® Server 2008 R2 64bit SP1
- Windows® Server 2008 R2 64bit SP1 (XenApp 6.0使用)
- Windows® Server 2012 64bit
- Windows® Server 2012 64bit (XenApp 7.0使用)
DB
- Microsoft SQL Server 2008 R2 SP3
- Microsoft SQL Server 2012 SP2
- Microsoft SQL Server 2014
- Oracle Spatial 11g R2
- Oracle Spatial 12c R1
- PostgreSQL 9.0.3 (PostGIS 1.5)
- PostgreSQL 9.4.2 (PostGIS 2.1.7)
- SQLite 3.8
- Microsoft Access 2010 & 2013
■Ver.12.5
MapInfo Pro™ v12.5の新機能
コンピュータ性能を最大限引き出す64bitバージョンが登場
- バッファ作成、オブジェクトの分割や削除などの処理に関しては、v12.5ではコンピュータ内の全プロセッサの使用を可能に
アクティブレイアウト採用による、新しいレイアウトデザイナー
- レイアウト内のマップ上で、移動や拡大縮小、レイヤのオンオフ、ラベルの編集が可能に
- レイアウト内のブラウザウインドウを直接操作することが可能に
- 正確な配置が容易に実現するグリッドラインを導入
- 自動改行テキストボックスの追加が可能に
- レイアウト内へのロゴや画像の追加が容易に実現
直感的で使いやすいリボンインターフェイスを採用(64bitバージョン)
- リボン形式のユーザーインターフェイスに一新
- タブごとに機能を一覧表示するギャラリーを新設
- リボンインターフェイスやギャラリーは用途に応じてカスタマイズ可能
- 使用頻度が高い機能をミニツールバー経由で素早くアクセス
- ワークスペースエクスプローラーによりレイヤ管理がより容易に
ラベル機能の改良
- ステップ数が多く簡単ではなかったラベル設定の変更をワンクリックで実現
サポートするデータ形式の追加
- ESRI GeoDatabase(Read/Write)
- GML (Version 2.1.2, 3.1.1, 3.2.1) (Open/Import)
- GML (Simple Features Level SF-0 Profile) (Export)
動作環境
・オペレーティングシステム
- Windows 7 Ultimate 32ビット SP1
- Windows 7 Ultimate 64ビット SP1
- Windows 8/8.1 32ビット
- Windows 8/8.1 64ビット
- Windows Server 2008 R2 64ビット with XenApp 6.0
- Windows Server 2008 R2 64ビット SP1
- Windows Server 2012 64ビット
- Windows Server 2012 64ビットwith XenApp 6.5
・データベース
■空間データベース
- Microsoft SQL Server 2008
- Microsoft SQL Server 2012
- Oracle Spatial 11Gr2,12cR1
- PostgreSQL 9.0.3(PostGIS 1.5)
- PostgreSQL 9.2.2(PostGIS 2.0)
- SQLite 3.7.13
■XY
- Microsoft Access 2010および2012
- Microsoft Office 2013
■Ver.12.0
MapInfo Professional v12.0の新機能
マップの機能性と表現性をアップさせるラベル表示機能の向上
- リージョンラベルの改良
- 省略ラベルオプションの設定
- レイヤ間でのラベルの優先度設定
地図の表現性にこだわった機能改良
- 縮尺の数値を「1:25000」といった一般的なスタイルで表現可能に
- マップの縮尺を示すスケールバーを的確に作成する機能を改良
- 凡例デザイナーの設定機能を向上
- レイアウト上のアイテムをワンタッチで整列
- 右クリックメニューで「カスタムラベルの削除」や「レイヤからすべてを選択」などレイヤ管理ダイアログの改良
新しいパッチのリリースなど、最新の製品情報を製品内で案内する機能
ワンタッチで「電子国土」へアクセスして地形図を表示
国土地理院がサービスを提供している「電子国土Webシステム」の背景地図データおよびオルソ画像データ(航空写真)へのアクセスを実現
その他の新機能
- テーブル構成マネージャー
- ポリビルダーツール
- クイックトランスレーター採用により、ZIPファイル、KMLファイル等の入出力が新たに追加
動作環境
・オペレーティングシステム
- Windows XP Professional 32ビット SP3
- Windows 7 Ultimate 32ビット SP1
- Windows 7 Ultimate 64ビット SP1(32ビット互換モード)
- Windows 8 (32および64ビット)
- Windows Server 2008 32ビットSP2
- Windows Server 2008 R2 SP1 (64ビットのみ)
- Windows Server 2008 R2 と XenServer (Citrix)
- Windows Server 2012 (64ビット)
・データベース
■空間データベース
- Microsoft SQL Server 2008
- Microsoft SQL Server 2012
- Oracle Spatial 11Gr2,10Gr2
- PostgreSQL 9.0.3(PostGIS 1.5)
- PostgreSQL 9.x(PostGIS 2.0.x)
- FDO 3.8
■XY
- Microsoft Access 2007および2010
- Microsoft Office 2013
- Microsoft SQL Server 2005
■Ver.11.5
MapInfo Professional v11.5の新機能
ブラウザウインドウでデータのソートやフィルタリングが可能に
Excelのスプレッドシートを扱うような感覚で、データのソートやフィルタをかけることができるようになりました。
凡例デザイナーウインドウにより、思い通りの凡例が作成可能に
新設の凡例デザイナーウインドウにより、手の込んだオリジナルの凡例がワンタッチで作成できます。
MapInfo Managerとの統合による、空間データ管理の進化
MapInfo Managerで作成したカタログ(OGCのCSW規格)へのアクセスはもちろん、このカタログの編集も可能となりました。
その他の新機能
- カーソルの位置にズーム
- クエリ結果を自動で マップウインドウに追加
- 2つの新しいMapCADツール
1. スプライン
2. データベースからテキスト作成
- 複数ディスプレイサポートの改善
- 11のフィルパターンとピンポイントカスタムシンボルの追加
動作環境
・オペレーティングシステム
- Windows XP Professional 32ビットSP3
- Windows 7 Ultimate 32ビットSP1
- Windows 7 Ultimate 64ビットSP1 (32ビット互換モード)
- Windows 2008 Server 32ビットSP2
- Windows 2008 Server R2 64ビットSP1とXenServer6.0
- Windows 2008 Server R2 64ビットSP1
・データベース
■XY
- Microsoft Access 2007 and 2010
- Microsoft SQL Server 2005
- Microsoft SQL Server 2008 XY on a spatialized DB
- Oracle Spatial 10Gr2, 11Gr2
- PostgreSQL 9.0 with PostGIS 1.5.2
■空間データベース
- Microsoft SQL Server 2012
- Microsoft SQL Server 2008
- Microsoft SQL Server 2005 with SpatialWare 4.9
- Oracle Spatial 10Gr2, 11Gr2
- PostgreSQL 9.0 with PostGIS 1.5.2
■Ver.11.0
MapInfo Professional v11.0の新機能
■オンラインでマップを入手(プレミアムサービス)
従来からアクセス可能だった「Bing航空写真」「Bingハイブリッド」に加え、以下のオンラインのタイル地図サービスにもアクセスできるようになりました。
●MS Bing道路地図
●OSM(Open Street Map)
MapInfo Professionalに組み込まれたアイコンをクリックするだけで、背景用の地図として最適な世界各地の地図へのアクセスが実現します。
※本サービスは、有償のプレミアムサービスとして提供されます。
■指定した場所へマップをジャンプ(プレミアムサービス)
オンラインのMS Bing 検索を通じて、住所や地名などの検索結果からその場所を呼び出せるようになりました。
※本サービスは、有償のプレミアムサービスとして提供されます。
■新しいテーブルブラウザ
多くのユーザーが操作する機会が多いテーブルのブラウザ表示の操作性を改良しました。
- 行の交互配色
一行おきに薄い水色の背景色を設定し、各レコードの視認性がアップ
背景色はメニューにて変更可能
- 削除行の表示方法の変更
幅が狭いグレーのラインで削除行を表示することで、表示スペースを有効活用
- 選択行の表示方法の変更
選択行の全体をハイライトするように変更し、視覚的に明確な区別が可能に
- 複数行書き込みサポート
セル内で改行して、複数行で表現可能に
地図上でのラベル表示にも改行状態が反映
- データの並び替え
並べ替えダイアログから最大4つのフィールドによる並び替えが可能
並べ替えの結果はクエリ結果に反映
- 列幅の最適表示
定義された列幅ではなく、表示レコードの文字数に応じた列幅の最適化表示を実現
- セルの編集/入力モードの表示
閲覧時と編集時のセルの表示スタイルが区別されます
■64ビットOSのサポート拡張
64ビットOS環境におけるRAMの使用上限が今までの2GB から4GBにアップしました。
複数のリージョン統合や大きな地理データ処理業務の速度が向上します。
■その他の新機能
- カーソルの3段階表示
1.縮尺
オブジェクトの大きさを係数やポイントを使って拡大・縮小します。ラベルの文字にも使用できます。
2.直交ポイント
参照になる線と直交にポイントを作成することができます。
3.測定線
線と蓄積された距離とオブジェクトへの距離を抽出し、表示します。
- MWS形式のワークスペースの読み込み
MapXtremeなどで使用されているXML形式のMWS形式の読み込みが可能になりました。
MWS形式のワークスペースは、MapBasicのコマンドでも開くことができます。
- 地理情報PDF マップ単位表示
日本平面直角座標系などの距離座標を使用した場合に、緯度経度に加えてメートル座標値での表現が可能となりました。
動作環境
・オペレーティングシステム
- Windows XP Professional SP3
- Windows 7 Ultimate SP1
- Windows 7 Ultimate 64-bit SP1 (32ビット互換モード)
- Windows Server 2008 32-bit SP2
- Windows Server 2008 R2 64-bit SP1
- Windows Server 2008 64-bit SP2 with Citrix XenServer
・データベース
■XY
- Microsoft Access 2007 and 2010
- Microsoft SQL Server 2005
- Microsoft SQL Server 2008 XY on a spatialized DB
- Oracle Spatial 10Gr2, 11Gr2
- PostgreSQL 9.0 with PostGIS 1.5.2
■空間データベース
- Microsoft SQL Server 2005 with SpatialWare 4.9
- Microsoft SQL Server 2008
- Oracle Spatial 10Gr2, 11Gr2
- PostgreSQL 9.0 with PostGIS 1.5.2
・MS Office
- MS Office 2010 - MS Excel and MS Access
- MS Office 2007 - MS Excel and MS Access
■Ver.10.5
MapInfo Professional 10.5 の新機能
マップデータへのアクセス能力の向上
- Open Geospatial Consortium(OGC)のCatalog Service for Web(CSW)に対応
業界標準のカタログサービスに対応。公開されたカタログから座標、キーワードなどにより、目的に合った地図を検索できます。
- Microsoft® Bing™マップの航空写真データの活用
Microsoft® Bing™マップが提供する航空写真をクライアントにインストールすることなく利用できます。
- Google KMLフォーマットのサポート
KMLフォーマットの読み込みを、新たにサポートします。
マップの操作性・表現力の向上
- テーブルリスト機能の拡張
- テーブルの一覧表示およびソート機能
- ドッキングや折り畳み可能なテーブルリストのモーダレス化
- リストから直接ドラッグ&ドロップで地図を操作
- 右クリックメニューからのテーブル操作
- ビュー名管理機能の拡張
モーダレス化により、ダイアログがウィンドウとドッキングおよび折り畳み可能に。
- マップスタイルの拡張
- マルチ上書きスタイル(ズーム別に複数のスタイルを設定)
- ラベル上書きスタイル(ズーム別に複数のラベル上書きスタイルを設定)
- 積み上げスタイル(複数のシンボル・ラインを自在に組み合せたスタイル設定)
新たなマップ共有方法の提供
- PDFによる情報共有
標準PDF、レイヤ構造PDF、 座標と属性値を参照可能なGeoPDFの選択が可能に。
動作環境
・オペレーティングシステム
- Windows XP Professional SP3 32-bit
- Windows Vista Ultimate SP2 32-bit
- Windows 7 Ultimate 32-bit
- Windows 7 Ultimate 64-bit
- Windows 2008 Server 32-bit
- Windows 2008 Server 32-bit with XenServer
・データベース
■XY
- Microsoft Access 2003 & 2007
- Microsoft SQL Server 2005/2008
- Microsoft SQL Server 2008 XY on a spatialized database
- Oracle Spatial 11G, 10Gr2(10.2.0.3)
- PostgreSQL 8.3 with PostGIS 1.3
■空間データベース
- Microsoft SQL Server 2005 with SpatialWare 4.9
- Microsoft SQL Server 2008 (SQL Server Spatial)
- Microsoft SQL Server 2008 with SpatialWare 4.9.2
- Oracle Spatial 11G, 10Gr2
- PostgreSQL 8.3 with PostGIS 1.3
・MS Office
- MS Office 2003 - MS Excel & MS Access
- MS Office 2007 - MS Excel & MS Access
■Ver. 10.0
MapInfo Professional v10.0 の新機能
操作性の向上
・新しいスタイルになったツールバー
ツールバーアイコンが高品質で美しくなりました。ツールバー、メニューバーは、上下左右のどの方向にもドッキングでき、表示位置は自動的に保存され、次回の起動時には前回と同じ位置から開始されます。
・新しいインタラクティブなレイヤ管理機能
レイヤ管理機能は、ダイアログからウィンドウ形式に変わり、好みの位置に配置できます。一度に複数のレイヤに対しての設定ができ、設定された内容は即座にマップに反映されます。レイヤをグループにまとめ、階層の管理ができ、複数マップの管理を同時に行なうことができます。
デュアルディスプレイ環境ならば、マップとレイヤ管理ウィンドウを別々のモニターで操作できます。
新しいタイプのPDF印刷
付属の専用プリンタドライバにより、レイヤ構造を持つPDFファイルが印刷できます。マップ、レイアウトウィンドウに対応しており、レイヤグループも反映されます。PDF上で各レイヤ、ラベルの表示ON/OFFの切り替えができます。
データアクセスの拡張
- SQLServer 2008をフルサポート
- MS Office 2007をサポート
MS EXCEL 2007(.XLSX)の直接読み込み
MS ACCESS 2007(.ACCDB)の直接読み込み&編集
- PostGISをサポート
PostgreSQLとPostGISオープンソースデータベースがサポートされました。
MapCADの拡張
MapCADは標準でインストールされるようになりました。新しく「長方形の回転」ツールが追加され、既存の20以上のツールがアップデートされました。 複雑な図形を処理する際は、事前に時間が掛かることを知らせます。
ダイナミックなスケールバー
マップ内に埋め込まれたウィンドウ内に作成されるため、マップをスクロールしても影響されず、ズームサイズに連動して縮尺値が自動更新されるようになりました。スタイル、サイズ、距離単位などの設定が可能で、ワークスペースに保存できます。
Proportional Overlapツール
2つのテーブル同士の面積按分集計を行ないます。店舗商圏内の人口、世帯数などの集計が簡単な操作で集計できます。
その他の機能
- HotLinkのエイリアス
HotLinkのリンク情報に別名を用意できます。もう、長いパスやURLで画面が埋まることはありません。
- クリップボードへのメタファイル出力の指定
- 新たな投影法サポート
- FME2009対応
- ArcLink Toolは、Webサイトからダウンロード
- 紙資源節約のため、マニュアルはすべてPDFでのみ提供
■Ver. 9.5
MapInfo Professional v9.5 の新機能
操作性の向上
操作効率が向上し、短時間でマップの作成や分析を行うことができます。
- 右クリックメニューからのレイヤ管理操作へアクセス
- グリッドマトリックスで色とパターンを容易に選択
- Windows XPスタイルのアプリケーションと共通した操作性
- 使いやすいダイアログ
- ビューのグループを構成
- Shapeファイル投影の自動検出
- カスタムシンボルの再分類
マップ表現能力の向上
ロケーションインテリジェンスを活用して意思決定をスムーズに行うためには、マップの表現が最適化されていなくてはなりません。新たに追加された機能により、マップの表現力が格段に高まります。
- ラベル表示位置を調整して最適配置を自動化
- カーブラベルのはみ出しの許容量を設定可能
- JPG, TIF, GIFなどの画像をカスタムシンボルに利用可能に
- カスタムシンボルを任意のフォルダで管理可能に
- ベクトル図形とラベルの透過機能 ★ 2008年11月予定!
- マップのアンチエイリアス処理 ★ 2008年11月予定!
地図データ作成・編集の能力の向上
MapCADと呼ばれる40個の新しいアイコンツールで、従来面倒な手順を経ていた図形編集などのCAD的な操作が改善され、ボタンパッドによる簡単操作で、容易に編集作業ができます。
- 一定の間隔で平行なラインを作成したり、特定の角度でラインを延ばすなど、地図の描画を支援する機能(MapCADダイアログ)を多数サポート。地図上での施設管理・資産管理(道路や上下水道管、ケーブル等のネットワークなど)の整備に最適です。
- テキストオブジェクトと重なるラインオブジェクトに、属性値としてテキスト情報を割り当てる機能をサポート。例えば、DXF/DWG形式からインポートした管路名のテキスト情報を、別の管路レイヤのライン属性値に割り当てることができます。
- ラインデータの方向を簡単に変更することができます。ラインの向きにより水道管の水流方向を管理している場合などに特に有効です。
- フィールド値(属性値)に格納した座標値から、ライン・折れ線を自動作成できます。
- 図形オブジェクト間で、スタイル設定のコピー&ペーストができます。
- スタイルによる図形選択。同じスタイル要素を持つ図形オブジェクトを選択することができます。
外部データベースアクセスの強化
MapInfo Professionalは、最新の業界標準のWebサービスを含めた多様なデータ形式への直接アクセスをサポートしています。データ加工の必要がなく、ビジネスデータと一体化したリアルタイムでスムーズな分析が可能です。
.NET プログラミングのサポート
.NETプログラミングに対応することにより、GUIを.NETで設計してMapInfo Professional内で実行可能になり、逆に.NETアプリケーション内にMapInfo Professionalを埋め込むことも可能になります。
ライセンスおよび配布方法の拡張
ワークグループ配布オプションを新たに導入しました。他のメンバが作成したカスタムシンボルや主題図のテンプレートを共有することができるようになり、チームの作業効率がアップします。
また、インターネット接続がない環境において、サーバ配布型のライセンス処理(アクティベーション)を新たに導入し、運用の改善を図っています。
新しい座標系の追加
チェコ共和国およびスロバキア JTSK 投影法 ボスニア ヘルツェゴビナ座標系
■Ver. 9.0
MapInfo Professional v9.0 の新機能 :
サポートOS環境の追加
Windows Vista Ultimateを新たにサポート
データアクセスの拡張
直接アクセス可能なデータフォーマットの追加:
AutoCAD DWG/DXF、ESRI E00、ESRI ArcSDE、ESRI GeoDatabase (MDB)、IGDS、SDTS、 VPFに対して、ユニバーサルトランスレータを経由することなく、ダイレクトに接続が可能に
FME 2007(Safe Software社)を利用すれば、150以上のフォーマットにアクセス可能
ウィンドウをGeoTIFF形式で保存可能:
「ウィンドウに名前をつけて保存」で GeoTIFF形式の保存が可能
オンザフライ・インデックシング(海外住所向け):
リンクテーブル等のデータベースに対しても、検索やジオコードが可能に
地図の見栄えの改善
カーブに沿ったラベル描画
レイアウトテンプレートの保存が可能に
主に緊急事態管理に有効なシンボルフォントを追加
ラベルスタイルの初期値の設定が可能に
時間を軸にした分析機能
MapInfoのデータ形式に時間をサポートするデータ型を追加
時間データに関する 関数と演算子の追加
操作性の向上
検索、オブジェクトペースト時の選択方法の初期設定
レイアウトウィンドウ・凡例ウィンドウの初期値の設定
MapInfoのHelpからMapBasicヘルプの表示が可能
1レコードに対する複数のホットリンクをサポート
ウィンドウサイズの明示的な指定が可能
テーブルのメタ情報管理ツール
新しい座標系の追加
JTSK 投影法・ボスニア ヘルツェゴビナ座標系
アクティベーションの導入
出荷時にソフトウェアのライセンスを登録するため、プロテクト解除の申請手続きが不要に
MapBasicのフリーダウンロード
MapInfoウェブサイトから無料でダウンロードが可能に
■Ver. 8.5
MapInfo Professional v8.5 の新機能 :
プラットフォーム サポート
Windows 2000
Windows XP ロゴ (Professional と Home をサポート)
Windows 2003 Server、ターミナル サービス、および Citrix でのインストールをサポート
Windows XP 64 ビット版の 32 ビット互換モードでの動作を検証
Microsoft インストーラ テクノロジを使用したサイレント インストール オプション
データ アクセス
Web サービス :
MapBasic のプログラム機能による Web サービスへのアクセス
新しい Web サービス ツールバーで機能にすばやくアクセス可能
プロキシや HTTPS プロトコルなど、Web サービスの環境設定を構成する新しいインタフェース
データ形式 : 最新の AirPhoto USA ラスタ フォーマット、Intermap TIFF イメージ フォーマット、ERDAS IMG フォーマットに対応
データベース サポート : Oracle 10g および 9iR2、Microsoft SQL Server 2000 および SQL Server 2005、Microsoft Access XP、IBM Informix 9.4
空間データ サポート : Oracle Spatial 10g および 9iR2、Oracle Locator 10g、SQL Server 2000 with MapInfo SpatialWare v4.8.1、Informix 9.4 with MapInfo SpatialWare 4.5.2
[ウィンドウに名前を付けて保存] : マップ ウィンドウのイメージを地理参照情報と共に保存するオプションや、イメージのためのアンチエイリアスのオプションの追加
マッピング/データ編集
デフォルトの距離単位と面積単位の設定機能
デフォルトの主題図をテーブルと共に保存
ブラウザ ウィンドウでの列と式の保持
Select と SQL Select のクエリ結果の自動表示
ラスタやグリッド イメージの再投影と回転を即座に実行可能
ラスタおよびグリッド ファイルを平滑化して詳細な情報を把握するオプション
ラスタ登録ダイアログの拡張 - 十字形カーソルと拡大されたデータ ビューのサポート
Vertical Mapper (英語版のみのご提供となります) のグリッド (GRD) ファイルのサポートの拡張 - 3D のビジュアル化に対応
バッファ解像度の最大値の増加
領域編成機能を拡張し、領域の合計に基づくパーセント値を追加
データベース機能の向上
新規テーブルの作成やリモート コピーの保存時の主キーの使用
Oracle データベースでの主キーのオート インクリメントの使用
リモート データベースにアップロードした MapInfo データの保存精度の向上
[DBMS テーブルのリフレッシュ] ボタンで、すべての形式の ODBC 接続型テーブルをリフレッシュ
ユーザ インタフェースの拡張
メッセージ ウィンドウと統計ウィンドウからのコピーと貼り付け
よく使用する機能に対応する新しいツールバー ボタンを追加
ステータス バーが拡張され、座標とファイル名フィールドの拡大
ダイアログ ボックスが拡張され、表示される情報が増加 ([レイヤ管理]、[テーブル定義の変更]、[新規テーブル定義]、[ラスタ イメージの登録])
自動トレース ツールの拡張 - トレース時に表示されるラインの見やすさの向上
新しい右クリック メニューにより、選択中の情報を素早く表示
出力と印刷
ラベルのアンチエイリアスに対応
28,000 ピクセルという制限の廃止 (あらゆるサイズのマップの印刷に対応)
大きな印刷でのメモリ管理の向上
PDF 出力機能の追加
イメージまたはベクトル データを Google Earth にエクスポートするツールを装備
ツール
ユニバーサル トランスレータの更新
拡張された Google Earth ユーティリティをツール マネージャに追加
測地系の拡張
ETRS ベースの新しい座標系の追加 :
スウェーデン座標系
南アフリカ座標系ゾーン
リトアニア座標系
ラトビア座標系
エストニア座標系
ヘルプ システムの拡張
MapInfo Professional のツールのマニュアル
Web コンテンツへのリンク
カスタマイズ可能なお気に入り
ナビゲーションの効率化
MapBasic の拡張 :
以下のステートメントの追加 : EPSGToCoordSysString$( )、ジオコード ステートメント、ドライブ域ステートメント、ObjectNodeHasM( )、ObjectNodeHasZ( )
MapBasic アクセサ関数の追加 : HTTP、FTP、XML の関数呼び出し
以下のステートメントの拡張 : Create Object ステートメント、Create Redistricter ステートメント、Shade ステートメント、UnitAbbr$( ) 関数
■Ver. 8.0
サポートされるプラットフォーム
Windows 98 SE, Windows NT SP6以降, Windows 2000 Professional, Windows XP Home, Windows XP Professional
相互運用性
Windows XP ロゴ (Professional および Home の両方をサポート)。
Windows 2000、Windows NT+SP6、および Windows 98SE。
従来のロゴ認証バージョンと同様に動作可能。
Terminal Services および Citrix 対応の Windows 2003 サーバのサポート、サイレント インストールおよび無人インストールのサポートを追加。
データ アクセス
OGC の機能強化:
- OGC Web サービスのプロキシ サーバのサポート
- 要求のタイムアウト設定用に設定オプションを追加、現在のウィンドウに基づく WFS 更新、GML 2.1 のインポートのサポートを追加
- WMS/WFS ダイアログ ボックスへのユーザ フレンドリーな投影名の表示
- WMS および WFS テーブルにスマート投影法がデフォルトで追加(利用可能であれば現在のマップ投影法を使用)
- イメージ解像度を制御して印刷品質を向上、またはイメージ解像度を下げてダウンロード速度を向上。
W
- FS テーブルのインデックス化機能により検索および迅速なクエリ機能が実現
データ インポート:
- DWG/DXF (AutoCad 2004形式)、DGN v8 形式のインポート、ASRP 1.2 イメージの表示、ESRI Grid データ バイナリまたはテキスト形式のオープン、CSV ファイルの直接オープン
- M&Z 値を含む 3D ESRI Shape ファイルの直接オープン
ウィンドウ のエクスポート:
- ウィンドウのエクスポート オプションにGIF、LZW TIFFおよびTIFF CCITT Group 4の形式を追加
ワークスペースの保存:
- ワークスペースを保存 (MapInfo ワークスペース XML 形式)
- MWS には、ラベル表現、主題表現、およびクエリ テーブルが含まれます。
データベースとの連携強化
- X,Y(ポイントデータ)
- Microsoft Access XP
- Microsoft SQL Server 2000
- Oracle 9iR2、10G
- IBM Informix 9.4
- 空間データ(マップオブジェクト)
- Oracle Spatial 9iR2、10g
- Oracle Locator 10g
- SQL Server 2000 with SpatialWare 4.8.1(英語版)
- IBM Informix 9.4 with SpatialWare 4.5.2 on Solaris 32-bit/HPUX
- サポートODBCドライバー
- Oracle ODBCドライバー 9.2.0.6
- Microsoft SQL Server 2000
- IBM Informix 3.82
マッピング/データ編集
MapInfo の地理オブジェクトには、次のものを保存することができます。
- ノードの最大数は、ポリラインあたり、またはポリゴン オブジェクトあたり 1.34 億個
- マルチポリゴン オブジェクトの最大数は、レコードあたり 20,648,881 ポリゴン
- ポリライン:ポリラインあたりの論理上の最大セグメント数は 24,403,223/ポリライン オブジェクト
- マルチポイント オブジェクトの最大数は、オブジェクトあたり 134,217,724 ノード
Oracle、Informix、および SQL Server へのデータ アップロード (保存) 中に、サポートされていないジオメトリを変換するオプション
ライブ テーブル上に、またはライブ テーブルから凡例を作成するときの性能を向上。
Oracle Spatial Workspace Manager のサポート (サーバ側データ バージョン管理機能)
次の機能を含みます。
- Oracle Spatial テーブルの有効化/無効化
- Oracle Workspace テーブルの作成/削除/結合/更新/競合解決
MapInfo ネイティブとして名前を付けて保存するオプションにより、CSV、XLS、および TEXT 形式のデータ ファイルを開く際にデータを編集することができます。
ユーザ インタフェースの機能強化
[ファイルを開く] ダイアログの機能強化
MapInfo のロケーションをクリックすると、ファイル形式フィルタ (WOR/TAB) を更新。 レイヤ一覧で、レイヤ オブジェクト単位の挿入スタイルを設定するオプション。
レイヤ制御が拡充し、より多くの情報を表示可能。新しいレイヤ一覧設定により、ToolTips を使用してその他のレイヤ情報の表示も可能。
[SQL Select] ダイアログ ボックスで、長いステートメントに対して従来の 254 文字から 1024 文字まで入力可能。
さらに、ユーザビリティが向上。
- 基本設定に、デフォルトのスタイル検索項目を追加。
- [前面ウィンドウでのみ検索] オプションを追加。
- カスタム シンボル ライブラリに新規検索カスタム シンボルを追加。
ブラウザ ウィンドウでマウス ホイールをサポート。
- 個別値主題図のカスタム並べ替え順を追加。
- 透過パターンを使用した、二変数レイヤを作成するオプション。
- 主題図凡例と凡例フレームの配置機能を追加。
- 主題図凡例見本のサイズの選択肢が増加。
ストリームのディジタイズ
- 設定済みのピクセルごとに自動ノード ドロップ。
- 直交ポリゴンのサポート。
- ウィンドウの同期化のユーザビリティ向上。
- テーブルの重複行の削除およびカウント ユーティリティを追加。
距離計算ユーティリティの機能強化
- 高速道路までの直線距離の算出と距離計算ユーティリティの性能向上。
ワークスペース レゾルバ ユーティリティの追加
- 正しいファイル パスのないワークスペースまたはテーブルが欠落しているワークスペースを修正。
新しい主題図テンプレート
- 主題図マッピングを行うための地図製作オプションが向上。
MapBasicの機能強化:
- CSV ファイルの登録
- カスタム並べ替え順の変更 (凡例を設定)
- カスタム MapInfo ジオメトリを、Oracle、IBM Informix、および SQL Server の有効なジオメトリに変換
- ライブ テーブル上で凡例を作成
- 直交ポリゴンの変更を描画
- 主題図凡例の配置の有効化
- 同一レイヤ上の透過パターンの有効化
- ウィンドウのエクスポート対応形式の増加
- 最も近い機能の検索コマンドを追加
■Ver. 7.8
動作環境
Windows 98 SE, Windows NT SP6以降, Windows 2000 Professional, Windows XP Home, Windows XP Professional
相互運用性
OGC機能:WMS 1.1.3 ClientおよびGet Feature infoサポート、WFS 1.0 Webサービスサポート
サポート対象リモートデータベース
ポイントデータ(X/Y): MS Access、SQL Server、Oracle、IBM Informix
地図(マップオブジェクト):Oracle 10G、9iR2、8iおよびlocator、IBM Informix 9.4、SPW搭載SQL Server 2000。スキーマ所有者にかかわらず、Oracleビューの読み込み/書き込みを行います。
画像およびラスター:MrSID G3およびAirPhoto USA形式を直接MapInfo Professional v7.8から自在に開けます。
MapXtreme 2004:MapInfo ProfessionalワークスペースをMapInfo Professionalから直接のMapXtreme 2004 MWS形式として保存します。
ファイル・エクスポート:CSV形式に直接エクスポート:MapInfo Professionalからのデータを業界標準形式に直接エクスポート。
GPSユーティリティの改善:USBポートおよび改訂版が含まれます。
マッピング
テキストオブジェクトでは2048文字をサポート。各タブファイル内でポイントでラインを分割、スナップおよび簡単な値を保有。距離描線ではDMSまたは小数をサポート。ポリラインを作成し現在のマップ座標システムを使用可能。ラインスナップユーティリティでは、パフォーマンスを向上しポリラインをサポート。デジタル化中の新規連続トレースモード、新規カスタムシンボルおよび新規MapInfo製カスタムシンボルを追加する改良インターフェース、CD上の付属ラインスタイル編集ユーティリティ、新規RGF座標システムのサポート(フランス)、新規投影システムの追加(スウェーデン、デンマーク、オーストラリア、イスラエル)
データ分析
ドット密度主題ではあらゆるサイズの四角または円形をサポート。3Dプリズムマップのクエリテーブルをサポート。2テーブルのレコード間の最長および最短距離(直線)を自動的に検出する距離計算。コマンドフィールドに基づき、あるテーブルのポイントオブジェクトから別のテーブルのポイントオブジェクトに線を引くスパイダーグラフユーティリティ。2つ以上のマップウィンドウでズームまたはパンを同時に行う同期化マップユーティリティ。テーブル内の複数欄の文字列値を検索し、この値を別の文字列値に置換する検索および置換ユーティリティ。
結果の共有
地図の縮尺のサポート:単位の表示されていない縮尺および単位のある縮尺でマップを作成。たとえば、1:500,000または1cm = 5km。MS Excelインポート中にフィールドタイプを指定。インポート中にデフォルト範囲の変更。小凡例または大凡例を指定するオプション。
MapBasicの新規および拡張機能
新規:MGRSToPoint( )およびPointToMGRS$ ( ):XおよびY座標をMGRS形式に、またMGRS形式をXおよびY座標に変換。点でポリライン分割。ポイントでラインを分割するプログラム。WFS Refresh Tableの説明。WFSテーブルをプログラムを使用してリフレッシュ。
拡張:地図の凡例の説明を作成および設定。小型または大型サンプルを作成および設定。CSV形式へのエクスポート。LegendInfo( )関数は凡例サイズを元に戻します(小または大)。Register Table ステートメントには、WFSタイプが含まれます。Shadeステートメントは、すべてのポイントサイズで四角/長方形のドット密度をサポートします。TableInfo( )関数には、WFSタイプが含まれます。
■Ver. 7.5
動作環境
Windows 98 SE, Windows NT SP6以降, Windows 2000 Professional, Windows XP Home, Professional
リモートデータベースの接続
ポイントデータ(X/Y):MS Access, SQL Server, Oracle, Informix
地図データ(Spatial Data):Oracle 8i および 9i, Informix, SQL Server(SpatialWareを使用)
(「DBMSテーブルをマップ作成可能にする」でOracle Meta-Dataの自動読み込みをサポート)
ラスターおよびベクトルデータ
ラスター画像の座標情報登録時のユーザーインターフェースを改良
新しいユーティリティとして、シンプルな操作性のベクトル登録ツールを追加
ラスター画像の処理能力の向上
Microsoft Excel の制限値までのデータをサポート(7.0以前の上限=32,000行)
OGCスタンダード
OGC準拠のWMS (Web Mapping Service) サーバー上のデータに対する接続および表示をサポート
OSGB GML v2 ファイルのインポート機能を拡張(スタイルおよびテキストオブジェクトもインポート可能)
マップ表示
リージョンのフィルパターンを拡張(100以上の新規パターン追加)
カスタムシンボルの拡張(高解像度、色合い、サイズの拡張サポート、シンボル数の制限を廃止)
3Dウィンドウ画面の自動スクロールおよび移動の改善
3Dウィンドウ内の解像度向上
スナップ範囲の継続表示、中心点へのスナップ
「クロスヘアー」(照準)表示モード
ユーザーインターフェースの改良
頻繁に使う機能のショートカットが多数追加
「ポイント作成」ダイアログおよびウィンドウ管理機能の拡張
データ編集、処理
レイアウトウィンドウでの縮尺設定 - 枠の大きさを変更せずにマップのズームレベルを変更可能
縮尺パターン - 解像度の低いプリンター使用時、フィルパターンの縮尺を自動調整
ワークスペース・パッケージャー - 自動的に開いている全てのテーブルを1つのディレクトリにコピーし、そのディレクトリのみを参照するワークスペースを作成(他のMapInfoユーザーとワークスペースを共有する際に有効)
MapBasic:
MapInfo Professionalの新機能をサポートするために、MapBasicステートメントも追加・更新されました。またMapBasic v7.5ではHTMLイメージマップ、マッピングウィザード、および製品のプログラム容易性をデモンストレーションするユーティリティの各サンプルコードを収録しました。
■Ver. 7.0
動作環境
Windows 98 SE, Windows NT SP6以降, Windows 2000 Professional, Windows XP Home, Professional
リモートデータベースのサポート
X, Y(ポイントデータ),MS Access, SQL Server, Oracle, Informix, Spatial (Map オブジェクト),Oracle, Informix, SQL Server (パフォーマンス改善; SQL Server)
新規ファイル形式の追加
Shapeファイルの直接読み込み、GML V2のインポートサポート、ラスター形式のビルトインサポート:MrSid, ECW, JPEG2000, ADRG, CADRG, CIB, ASRP, NITF
測地系&投影法
日本測地系2000 (JGD 2000)、オーストリア投影法、ダブルステレオ投影法
オブジェクトの処理
ライン/ポリラインによる分割、ボロノイポリゴン、バッファ作成時のデータ併合、ポイント、マルチポイント、コレクションオーバラップ内消去と外消去
データの編集
オブジェクトの回転、カーソルキーによるオブジェクトの移動、ポリライン、ポリゴン作成時にノードをDeleteキーで削除。
操作性の改善
新規テーブルを参照して新規テーブルを作成、カラムを使ってオブジェクト併合をして、結果を新規テーブルに保存、Microsoft Excelファイルインポートの改善、Shapeファイルの投影法を自動検出、主題図作成時に個別値カテゴリーを使用、ファイル、ワークスペース、データベーステーブルへのアクセスが、新規の「開く」ダイアログボックスに統一
ツールの拡張
座標抽出機能、グリッドツール、HTMLイメージマップ作成機能
■Ver. 6.5
動作環境
Windows 95/98, Windows NT 4.0 Workstation SP3以降, Windows 2000
リモートデータベースのサポート
SpatialWare 4.5 SQL Server, Oracle 8.1.5, 8.1.6, 8.1.7に格納されたデータへのリモートアクセス
ラスター/グリッドデータ表示の強化
ラスター、グリッドデータの透過性、DEM, DTED, GTOPO30グリッドフォーマットを直接読み込みことが可能になりました。
3Dプリズムマップ
2種類の属性を1つの主題図に表現。数値情報を持つポリゴンに対し、その値により高さを表現、3D表示します。一度に異なる2つの属性値の表示が可能です。
TIN補間法のサポート
選択の反転
オブジェクト処理の強化
自己交差、ギャップ、オーバーラップの検出・修正、オブジェクト間のスナップノードの許容範囲設定、余分なノードの除去による軽量化、構成要素による分離、データ処理の高速化
新規のオブジェクトタイプ
マルチポイントオブジェクト(2つ以上のポイントを単一レコード化)、コレクションオブジェクト(ポイント、ライン、リージョンを単一レコード化)
ユーザインターフェイスの拡張
「レイヤの全体を表示」機能、ラスター及びグリッドデータレイヤの自動ズームイン、最近使用したファイルリストを10項目に拡張
ツールの拡張
座標抽出機能、グリッドツール、3TMLイメージマップ
■Ver. 6.0
動作環境
Windows 95/98, Windows NT 4.0, Windows 2000
インターネットサポートの強化
ホットリンク機能(オブジェクトをクリックしインターネットブラウザを起動)、HTML機能(マップイメージをHTML形式ファイルに出力)
3D表示
グリッド主題図を作成したマップを、3Dイメージに立体的に表示することが可能です。
対応データベースの追加
Oracle 8.1.6, MS Access 2000。MS Accessへ同時に 複数ユーザーのアクセスが可能。
出力機能の拡張
24ビットでのラスター出力、ワークスペースに用紙サイズを保存が可能になりました。
オブジェクト処理の拡張
凸包(とつほう)ポリゴンが作成出来ます。凸包ポリゴンとは図形を形成する最も外側にある点を結んで、点集合の最短の境界線で生成したポリゴンです。
地図凡例機能の拡張
項目の自動整列が可能となり、テーブルを結合して別のテーブルから凡例を生成することが可能です。
新対応データフォーマットの追加
ER MapperのECW, Vertical Mapper Grid, AutoCAD 2000等に対応
ツールの拡張
シンボル回転機能、ラベル回転機能、縮尺バー作成機能の拡張(投影法に依存なく真っ直ぐなバーが作成可能)、テーブル管理機能の拡張(メタデータの読み書き)